« 生活スケッチ-8:バジル | トップページ | 生活スケッチ-9:ワインの日 »

2007年6月 2日 (土)

フランス旅行-16:世界遺産ではないけれど

世界遺産には指定されていませんが、リヨンから西に車で1時間程の町、ラ・トゥーレットにある修道院を見てきました。

Dscf4363

この小さな町の丘を登っていくと、そこに、コンクリートの巨大な塊の建物が見えてきます。

Dscf3254_1

修道院と言っても、ゴシック、ロマネスク、バロックと言った歴史的な様式によるものではなく、コンクリートむき出し、細い柱、大きな壁が特徴で、今から約50年前に建設されました。

Dscf3257

ヨーロッパの文化、特に近代に目を向けると、建築家の存在は大変大きなものだということに気付きます。

六本木ヒルズの森美術館で「ル・コルビュジェ展」が開かれていますが、この建物の設計者が ル・コルビュジェ です。

Dscf4365

コルビュジェはフランス人で、建築だけでなく、絵画、彫刻などの芸術分野で広く活躍しました。

今から18年前、この建築家の設計した教会を見に行ったことがありました。

ホテルでタクシーを予約してもらったのですが、そのタクシーの年配の運転手が、コルビュジェを乗せたことがあると自慢していました。

コルビュジェが乗ったたタクシー(勿論、車は違うものですが)に、自分が乗っていると思い、感慨にひたったことを思い出します。

Dscf3282

この写真は、大聖堂に入る扉です。船の扉を思わせる形をしており、壁、扉とも、鉄の板で出来ています。

Dscf3279

大聖堂は、天井の高さが20m近くあり、コンクリートの壁、小口に色が塗られたスリットから漏れる色とりどりの光が、バロックの様なきらびやかさとは対極の、静かで厳格な雰囲気を創り出しています。

Dscf3260

この建物には宿泊することも出来るようです。

緑の丘に浮いたコンクリートのプロポーション、リズムをもって配置されたルーバーなど、今見ても心動かされる建物でした。

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ

|

« 生活スケッチ-8:バジル | トップページ | 生活スケッチ-9:ワインの日 »

旅行・フランス旅行」カテゴリの記事

コメント

日経ア-キティクチャ-の「昭和モダン建築巡礼」は読んでますか?
日本ではモダン建築の名作が、無残に解体されているのもありますね。
建築に対する考え方が、根本的に違うのでしょうか?

投稿: 凛太郎 | 2007年6月 2日 (土) 14時31分

昨日、六本木ヒルズの「コルビュジェ展」を見てきました。
充実した展示内容で、お勧めです。

私の地元には、ブォーリスの建物が多くあり、通った幼稚園もブォーリスの設計でした。
古い建物を活かし続ける文化が定着することを望んでやみません。

投稿: いさぶろう | 2007年6月 3日 (日) 12時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/398105/6608672

この記事へのトラックバック一覧です: フランス旅行-16:世界遺産ではないけれど:

« 生活スケッチ-8:バジル | トップページ | 生活スケッチ-9:ワインの日 »