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2008年1月25日 (金)

四国旅行-11:猪熊弦一郎現代美術館

四国旅行のつづき。

坂出では、とても素晴らしい美術館に出会いました。

その隣町、丸亀駅前に、猪熊弦一郎画伯の美術館があります。

駅前広場の地下が駐車場になっているため、アクセスはとても便利です。

Dsc_0226

この写真、駅前広場と、広場に面した美術館の正面を撮ったものです。

駅前広場はアメリカのランドスケープアーキテクトであるピーター・ウォーカー氏によるものです。

ちなみに手前に見えるいくつも転がっている石は、偽石で暗くなると光ります。

Dsc_0206

猪熊画伯は、高松の香川県庁舎東館のホールの壁画も手がけられています。(高松の記事に記載)

赤、黄色のオブジェ、コンクリートの門の中に見える白い壁面の絵も、画伯によるものです。

Dsc_0209

この門に入ると、白い絵の角に黒い箱があり、そこが美術館の入口になっています。

横にある大階段を登ると、市立図書館に入ることが出来ます。

入り口を入ると、そこは天井の高さが抑えらたロビーになっており、受付のカウンターがあります。

横に目をやるとミュージアムショップがあり、正面奥は、吹き抜けになった展示室があります。

建物に入る前にオブジェを目にし、壁画の角から入るとその奥に胸をワクワクさせる空間が広がる。

絵を見る人の気持ちを高める、素晴らしい美術館です。

内部は撮影禁止のため、写真はありませんが、作品を鑑賞する最高の空間になっており、かつ、空間のプロポーション、構成は、うならされる美しさがありました。

設計者である谷口氏は、アメリカのMoMAの増築も手がけられており、美術館空間の設計は世界レベルにあることが、納得できます。

Dsc_0217

残念な点が一つ。

展示を見終わり、屋上庭園に出ました。

以前来た時は、そこにはただ空だけが広がっていたのですが、なんと、その風景に、マンションがあるのです。

駅前ということが災いし、線路を挟んだ反対側に、高層マンションが建ったのです。

作品の世界にひたり、最後に何も無い空を見上げ、心洗われる場所だったのですが、そこにマンション。許せない事態です。

日本はここまで心が貧しくなってしまったのかと、悲しくなる風景でした。

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コメント

この建物は正面からの外観の写真しか見た事が無かったので、何所がいいのか理解できずに居ましたが、見てビックリ、いい美術館でした。
特にホール上部の吹き抜け部分の空間は素晴らしかった。

投稿: 凛太郎 | 2008年1月26日 (土) 10時17分

凛太郎さん

この美術館も良かったですね。
谷口氏設計の建物が上野公園にあります。
東京国立博物館法隆寺館ですが、凛太郎さんなら帝冠様式の本館も気に入っていただけるのではないかと思います。

投稿: いさぶろう | 2008年1月26日 (土) 12時56分

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