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2008年1月14日 (月)

四国旅行-4:兵庫県立美術館

四国旅行のつづき。

京都で美術館を見学したあと、目的地である淡路島への経路の途中で、兵庫県立美術館に寄りました。

この美術館は、阪神・淡路大震災のあと、復興計画の一部として建設されたものです。

この計画も、大山崎山荘美術館と同じ、安藤忠雄氏の設計によるものです。

Dsc_0051

この地域は、震災以前は工場の立ち並ぶエリアでしたが、神戸復興計画として、都市機能、住宅、公園、文化施設が建設されたものです。

上の写真では、左側に見えるのが美術館、その奥、中央にみえるのは復興計画によるマンションです。

写真では解かりませんが、この手前には約500mに渡って「なぎさ公園」が広がっており、その公園のランドスケープデザインも安藤氏によるものです。

さて、美術館ですが、阪神高速神戸線摩耶ランプを降り、摩耶海岸通りを西に進み、美術館の建物を過ぎたところで左折すると、美術館地下駐車場の入り口があります。

まだ、年明け早々ということもあったのでしょうか、駐車場は大変空いていました。

建物は、地上部分では大きく3棟で構成されていますが、その間に、円形の階段のある、地上への吹き抜けがあります。

駐車場からは、その穴を登りました。

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Dsc_0073

そして地上階で、エントランスホールに入ることができます。

この建物は海側が正面となっており、エントランスホールも海側にありあます。

車でのアプローチの場合は良いのですが、JRや阪急、阪神で来た場合、アプローチの仕方が解からないのではないかと心配になります。

Dsc_0059

これがエントランスホールです。

写真が殺風景に見えますが、実際も殺風景です。

美術館としては、絵を見るために訪れた人に、わくわく感を与えるような造りになっていないのが残念です。

Dsc_0063

ホールでチケットを購入すると、地上部分に見えるガラスの箱の部分と、その中にあるコンクリートの箱の間の空間に入ります。

中央の入り口から両脇に大きな階段があるので登ってみましたが、避難口でした。

写真はその階段を登ったところから撮ったもの、中央の巨大な白い壁をくぐって、展示ゾーンに入ります。

Dsc_0058

常設展示を抜けるとホールに出ます。コンクリートの巨大な構築物、ガラスのようで透明でないエレベータの壁の空間です。

この建物、絵を見に来るというよりも、建物を見に来るために造られたような印象です。

Dsc_0066

展示空間を抜け、再び外に出ました。

ガラスに向かって自分の写真を撮影。

なぎさ公園では、バスケットコートで遊んでいる人達を見かけましたが、周りに大規模マンションがあるにしては、静かな光景が広がっていました。(正月のせいでしょうか?)

また、なぎさ公園に面して建つ公共施設の建物は、どれも東京に建っていても違和感のないデザインの建物ばかりで、かつてこの近くに暮らした経験のあるわたしには、これらの建物から、どこにも神戸らしさを感じ取ることが出来ませんでした。

神戸復興のシンボルのイメージを持ってこの場所を訪ねたわたしには、美術館、なぎさ公園のどれもが、なんとも寂しい気分にさせる場所になってしまいました。

ちなみに、この公園と建物は、「わが国の良好な建築資産の創出を図り、文化の進展と地球環境保全に寄与する」ものとして、2005年BCS賞を受賞しているそうです。

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コメント

写真で見るとそうでも無いのでスが
やっぱりあの庇の出は衝撃的に違和感の有る設計だったと思います。
M君の言う通り、気持ちの悪い庇でした。
展示空間も良くなかったですよね。丸亀や瀬戸内を見る前で良かったです。
海沿いの公園も含め、僕にとっての安藤忠雄を評価をかなり下げた建物でした。

投稿: 凛太郎 | 2008年1月23日 (水) 11時42分

凛太郎さん

この美術館、建築業界では評価された建物でしたが、われわれにはその良さが解からなかったですね。

投稿: いさぶろう | 2008年1月25日 (金) 23時48分

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