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2008年1月

2008年1月25日 (金)

四国旅行-11:猪熊弦一郎現代美術館

四国旅行のつづき。

坂出では、とても素晴らしい美術館に出会いました。

その隣町、丸亀駅前に、猪熊弦一郎画伯の美術館があります。

駅前広場の地下が駐車場になっているため、アクセスはとても便利です。

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この写真、駅前広場と、広場に面した美術館の正面を撮ったものです。

駅前広場はアメリカのランドスケープアーキテクトであるピーター・ウォーカー氏によるものです。

ちなみに手前に見えるいくつも転がっている石は、偽石で暗くなると光ります。

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猪熊画伯は、高松の香川県庁舎東館のホールの壁画も手がけられています。(高松の記事に記載)

赤、黄色のオブジェ、コンクリートの門の中に見える白い壁面の絵も、画伯によるものです。

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この門に入ると、白い絵の角に黒い箱があり、そこが美術館の入口になっています。

横にある大階段を登ると、市立図書館に入ることが出来ます。

入り口を入ると、そこは天井の高さが抑えらたロビーになっており、受付のカウンターがあります。

横に目をやるとミュージアムショップがあり、正面奥は、吹き抜けになった展示室があります。

建物に入る前にオブジェを目にし、壁画の角から入るとその奥に胸をワクワクさせる空間が広がる。

絵を見る人の気持ちを高める、素晴らしい美術館です。

内部は撮影禁止のため、写真はありませんが、作品を鑑賞する最高の空間になっており、かつ、空間のプロポーション、構成は、うならされる美しさがありました。

設計者である谷口氏は、アメリカのMoMAの増築も手がけられており、美術館空間の設計は世界レベルにあることが、納得できます。

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残念な点が一つ。

展示を見終わり、屋上庭園に出ました。

以前来た時は、そこにはただ空だけが広がっていたのですが、なんと、その風景に、マンションがあるのです。

駅前ということが災いし、線路を挟んだ反対側に、高層マンションが建ったのです。

作品の世界にひたり、最後に何も無い空を見上げ、心洗われる場所だったのですが、そこにマンション。許せない事態です。

日本はここまで心が貧しくなってしまったのかと、悲しくなる風景でした。

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2008年1月22日 (火)

四国旅行-10:東山魁夷せとうち美術館

四国旅行のつづき

高松を出たわたしたちは、瀬戸大橋記念公園に向かいます。

高松自動車道から瀬戸中央自動車道に入りました。

目的のインターは「坂出北」でしたが、瀬戸中央自動車道に入ってすぐ、「坂出」が四国最後のインターとの表示があり、迷ったあげく降りることにしました。

帰って来て解かったのですが、坂出北では降りることが出来ませんでした。

町を抜け、高架になった自動車道の下を走りました。

高架橋の柱脚は、一本で6階建てのビル1棟ほどのボリュームがありましたが、その柱脚が、何十本と整然と並んでいる景色は圧巻でした。

岬の突端に、瀬戸大橋記念公園はありました。

公園には展望塔がありましたが、展望塔よりはるか上を橋が通っており、不思議な光景でした。

ここに、東山魁夷せとうち美術館があります。

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公園の一部が入り江になっており、その奥に四角い箱が建っています。

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回り込むと、建物に通じる一本の道が。

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その道を進むと、美術館の入り口です。

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東山魁夷氏の作品が常設展示されています。

美術館としては比較的小さなものですが、絵をじっくり見るには、丁度良い大きさです。

この美術館は、谷口吉生氏の設計によるものです。

東山画伯の作品を常設展示する美術館は、他に、長野県信濃美術館・東山魁夷館がありあますが、この建物も谷口氏の設計です。

東山画伯の作品を鑑賞し終わるとホールに出ます。

ホールはカフェになっており、そこからは瀬戸内海と瀬戸大橋の見事な風景を見ることが出来ます。

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展示空間もとても落ち着いた雰囲気で、光や背景としての壁がでしゃばらず、絵が静かに目に入ってくる、とても洗練された美術館でした。

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2008年1月21日 (月)

四国旅行-9:讃岐うどんを食らう-2

四国旅行、讃岐うどん探訪のつづき。

次の予定地は瀬戸大橋記念公園と丸亀です。

見学地周辺のうどん店の情報は全て持ってきました。

高速道路に乗る関係から、瀬戸大橋記念公園に先に行き、そのあと、うどんめぐりを2軒予定していました。

「さか枝」の次、坂出近くの「日の出製麺所」に向かいます。

しかし、とんでもないミスをしてしまいました。

「日の出製麺所」に着いたのは12時30分ごろだったはず。

しかし、車を止め、行列に並ぼうとした時には時計の針が40分を指していました。

そうしたところ、列を整理しているおじさんからバッテンをくらいました。

後で資料を見返してみると、確かに営業時間が12時30分までと書いてありました。

予定変更。5キロ程離れた「なかむら」に向かいました。

車は田んぼと民家の並ぶせまい道を走ります。まるで映画「うどん」に出てくる風景。

期待が高まりました。

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「え~~」と、思わず声を上げてしまった売り切れの看板。

わたし達が車をターンさせている間にも、次々お客さんがやってきていました。

すごい人気です。

ふたたび目的地の変更。

時間が1時をまわっていることもあり、もう、失敗は許されません。

最後となる訪問店を、釜揚げうどん「長田in香の香」に決めました。

途中には、駐車場が一杯の店もあれば、がらがらの店もありました。

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店に到着、駐車場は車でいっぱいです。

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店に入ると、行列が出来ていました。

メニューは「釜揚げうどん」1種類。

おけに入った「釜揚げうどん(タライ 小)、1,000円」を注文。

周りのお客さんを見ていると、次々に追加注文しています。

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だしはテーブルに置いてあり、器に注ぐと、だしの強い香りが立ち上りました。

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熱いだしに熱い麺をつけて食べる。「う~ん、うまい!!」

薬味の葱を入れて食べ、生姜を入れて食べてみます。

「これもうまい!!」

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あっという間に食べ終わってしまいました。

お土産にだし(生)を購入。氷の入ったペットボトルをもらい、保冷バッグに入れ、まだ旅前半にかかわらず、東京まで固い意志を持って持ち帰ることにしました。

(持ち帰ったときの状況は1月9日に書きました。)

結局、うどんは4軒周り、2軒しか食べることが出来ませんでした。

心残りではありますが、またいつか、食べに来れると信じて、旅を続けることにしました。

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2008年1月20日 (日)

四国旅行-8:讃岐うどんを食らう-1

四国旅行、いよいよ讃岐うどんです。

香川県庁の裏に、最初の訪問予定の「さか枝」がありあます。

うどん店の情報は、四国新聞社の口コミ情報で探しました。

この情報には、店の地図、値段、おすすめ等の情報があり、とても役立ちました。

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時間は朝の10時、朝食には遅い時間ですが、店の中はお客さんでいっぱい。

わたしたちの様に、地方から来たと思われる人も沢山いましたが、自転車でふらりと現れ、店に入っていく地元の人もいました。

わたしは「ぶっかけ(小)170円」を注文。トッピングの天ぷらはどれも80円です。

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小サイズにしたのは、この後も数件食べる予定だからです。

「ぶっかけ」は、茹でた麺に濃い目のだしを少なめにかけたものです。

友人は「かけ(小)」を注文。

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だしは自分でかけて食べます。

わたしはいつもかけを食べるのですが、本場ということもあり、ぶっかけを注文しましたが、薄味好きのわたしには、かけの方がよかったようです。

でも、美味しく食べました。うどんの小なんてあっという間に食べ終わり、もっと食べたかったと思いました。

東京に住むわたしには、このレベルのうどんを食べるには、新宿の「讃岐うどん大使、東京麺通団」まで行かなくてはなりません。

そんな特別なことをしなくても、この味が日常にあるこの町が、とてもうらやましく思えました。

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2008年1月19日 (土)

四国旅行-7:徳島到着

四国旅行2日目。

初日の宿で朝食をとったわたしたちは、8時過ぎに出発しました。

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宿の周りの小高い丘には、丘ごとに神社があるのかと思うくらい鳥居と参道がありました。

海で仕事する人達の安全を願う、自然の力と向き合って生活してきた街であることが解かります。

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車は神戸淡路鳴門自動車道に戻り、いよいよ四国に渡ります。

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大鳴門橋を渡ります。下は鳴門海峡。

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渦潮は見えませんでしたが、波がいろいろな方向に向かってたっており、いつ渦を巻き始めてもおかしくないように見えました。

車は高松自動車道を走り、高松中央ICで降り、高松中心部に向かいます。

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踏み切りを待っていると「ことでん」が通って行きました。

雰囲気のある車両でした。

高松市内に入り、車は香川県庁の駐車場に止めました。

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写真左が新しい県庁本館、右が旧館です。

高層である本館は、映画「県庁の星」で使われた建物だそうです。

これらの建物、どちらも建築家丹下健三氏によるものです。

丹下氏は、広島平和記念館、東京都庁などの設計で有名ですが、香川県庁舎は、初期の代表作の一つです。

氏は、戦後日本の復興期から高度経済成長を経て、亡くなる2005年まで、建築界をリードした建築家でした。

そのため、かつて自分が設計した建物に増築することも多く、広島平和記念資料館、香川県庁など、氏は、どれも時代を代表とする旧館に、ためらうことなく新館を増築しています。

作家であれば名作の続編を、映画監督であればヒット作のパート2を創るのと同じで、過去の作品が名作といわれればいわれるほど難しいものであることは容易に想像できます。

実際、この建物でも、旧館は代表作とされていますが、新館は、特別評価を受けた建物ではありませんでした。

42年の時を隔てて建ったこの2つの建物を見ると、わたしの目には、1958年竣工の旧館に魅力を感じます。

その理由は、そのデザインにに強いオリジナリティーがあり、かつ美しく存在してるからです。

しかし、時代を創り続けた丹下氏からすれば、全てが氏のオリジナルであり、時代がそれを真似し、一般化しただけだと反論されるかもしれません。

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1階のホールには、巨大な壁画があります。

この壁画は、香川県出身の芸術家、猪熊源一郎氏によるものです。

隣町の丸亀には猪熊氏の美術館もあり、このあと見学します。

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2008年1月17日 (木)

四国旅行-6:淡路島で魚を食らう

四国旅行のつづき。

京都、兵庫、淡路島で見学を行い、いよいよ初日の宿に向かいます。

神戸淡路鳴門自動車道を南下、淡路島南端、淡路南インターを降りて海沿いを走り、福良という港町に向かいました。

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途中、岬に大きな風車を発見しました。

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時間は4時過ぎ、日が傾きかけています。

港町の曲がりくねった道を通り、宿に到着しました。

宿では、車で10分もかからない場所にある、町営の温泉施設を紹介してくれました。

宿の名前を告げると、無料で入浴できました。

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建物は新しく、マッサージ風呂を始め3種の浴槽があり、外部には、子供が遊べる滑り台つきの温泉プールなどもあり、じっくり、のんびり入浴しました。

1時間近く居たでしょうか、お風呂を出た頃には、すっかり日が沈んでいました。

以前、群馬に行った時もこうした公共の温泉施設がありましたが、いずれも地元の人達でいっぱいでした。

資本が都心に集中し、地方と都市の格差が指摘されていますが、この施設の混み具合からすれば、地元の人は高い負担で施設を利用しているとは思えず、都市に住む一般人からすれば、うらやましく思える一面でした。

宿に戻り、ビールを飲み、いよいよ夕食です。

今回の旅で夕食をセットしたのはここだけです。

淡路の冬といえば「河豚」だそうですが、残念ながら新年は市場が休みとのことで、正月メニューしかありませんでした。

期待半分、不安半分の夕食となりました。

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いきなり出されたのが刺身でした。

鯛、あわび、サザエ、雲丹、いくらです。

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続いて出てきたのが宝楽焼き。

鯛、サザエ、海老が、塩で固められ、蒸し焼きのような状態で出てきました。

鯛は、焼くと結構パサパサになってしますのですが、これは塩で固めているせいか、旨み汁が残り、しっとりとした食感で、とても美味しく頂きました。

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他に河豚を煮る料理、河豚のから揚げ、汁ものが出ました。

男3人で、しっかり食べる量がありました。

このあたりの宿は、ネットで探して解かったのですが、ほとんどが料理民宿と呼ばれるもので、季節ごとに海の幸を楽しむようです。

大阪からであればそれほど時間もかからずに美味しい魚が食べられる。

良いところです。

食事の後、部屋に戻ったわたしたちは、今日の早朝(深夜)からしっかり寝ていないこともあり、9時頃には床につきました。

初日の走行距離は約700kmでした。

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2008年1月16日 (水)

生活スケッチ-57:正月も明けて

今年に入り早々から四国に旅行に行ったため、ブログの記事も、旅行関連にかたよってしまいました。

と、言う訳で、年明けから今までの出来事をスケッチ。

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元旦です。

従兄弟にもらったシャンパンで乾杯しました。

おせち料理は恒例になりつつあるイタリアアンおせちで。

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初詣は新井薬師に行きました。

願い事はいろいろ。景気回復の風が我が家にも吹きますように。

ところが昨日から急激な円高、株安。

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今月はわたしの誕生月でもあります。

今年のメニューは、年末にブログ「王様なわたし」(リンクしてあります。)をワイフが見て、レシピをチェックしていたローストビーフ。

パセリはバルコニーで採れたもので。

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ワインは3年前に購入していた有機ワイン。

イタリアトスカーナ、モンテプルチャーノのワインは夫婦共通で好きな味。

1999年のものなので、時間を経てワインが目を覚ますと、とてもしっかりして重厚な味わいに変身。

美味しく頂きました。

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デザートはベーリーのケーキ。

中野にあるケーキ屋さん「季の葩」のもの。

3連休も終わり、正月休み気分からようやく立ち直りました。

ようやく新しい1年を歩き始めた今日この頃です。

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2008年1月15日 (火)

四国旅行-5:淡路島・本福寺水御堂

四国旅行のつづき。

神戸を見学した一行は、いよいよ本州を離れ、淡路島に入り、淡路サービスエリアで遅めの昼食を取りました。

淡路島は、大阪、神戸からすぐの距離にあり、サービスエリアに止まる車のナンバーも、大阪近郊のものを多く見かけました。

時間は午後3時、東京を出発してから12時間が過ぎました。

高速道路を走っていると、眼下に楕円形の水盤が見えました。

目指す建物、真言宗本福寺水御堂です。

神戸淡路鳴門自動車道、東浦インターを降りました。

海沿いの道を走り、丘を登ります。

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眼下に海と少し南国風の景色が広がります。

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お寺の駐車場に車を止めましたが、見学者が他にも数組おり、それなりに有名な建物であることが解かります。

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案内に従い、お墓の脇を抜けると、白玉砂利とコンクリートの壁が姿を現しました。

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コンクリートの壁をくぐり、壁に沿って歩くと、突然、幅40mの楕円の水盤が姿を表します。

お寺の方の話では、池には蓮が植えられており、夏には蓮の葉が池を埋め尽くすそうです。

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その水盤の中央に階段があり、そこを下りると本堂です。

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コンクリートの無彩色の空間の中に、朱色に塗られた板が楕円形に立てられ、本堂の領域を形成しています。

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ご本尊の後ろに、唯一地上からの光が入り込む窓があります。

朱色の格子窓を通過した光は、朱色の壁に乱反射し、無彩色のコンクリートの壁を朱色に染めあげています。

そして、朱色に染まった廊下を奥へと進むと、朱色の空間は除々に闇に飲み込まれ、明り取りの窓と丁度反対の場所で、本堂の入り口となります。

御本尊は光を背にたたずみ、見事な宗教的空間となっていました。

このお寺、京都、兵庫に続き、安藤氏の設計によるものです。

われわれが普通のお寺を伝統的な建物と見ていますが、建立当時、お寺は最先端の建物であったはずです。

キリスト教の教会もそうですが、人々に今までに無い空間体験をさせ、そこに宗教的精神を感じさせるのが、宗教施設の本来の姿です。

設計者である安藤氏は、そうした視点から、見たことのない空間を造り出し、その本質をもってお寺としたところが素晴らしいと思いました。

そして、そこで体験した空間は、とても貴重なものとなりました。

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2008年1月14日 (月)

四国旅行-4:兵庫県立美術館

四国旅行のつづき。

京都で美術館を見学したあと、目的地である淡路島への経路の途中で、兵庫県立美術館に寄りました。

この美術館は、阪神・淡路大震災のあと、復興計画の一部として建設されたものです。

この計画も、大山崎山荘美術館と同じ、安藤忠雄氏の設計によるものです。

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この地域は、震災以前は工場の立ち並ぶエリアでしたが、神戸復興計画として、都市機能、住宅、公園、文化施設が建設されたものです。

上の写真では、左側に見えるのが美術館、その奥、中央にみえるのは復興計画によるマンションです。

写真では解かりませんが、この手前には約500mに渡って「なぎさ公園」が広がっており、その公園のランドスケープデザインも安藤氏によるものです。

さて、美術館ですが、阪神高速神戸線摩耶ランプを降り、摩耶海岸通りを西に進み、美術館の建物を過ぎたところで左折すると、美術館地下駐車場の入り口があります。

まだ、年明け早々ということもあったのでしょうか、駐車場は大変空いていました。

建物は、地上部分では大きく3棟で構成されていますが、その間に、円形の階段のある、地上への吹き抜けがあります。

駐車場からは、その穴を登りました。

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そして地上階で、エントランスホールに入ることができます。

この建物は海側が正面となっており、エントランスホールも海側にありあます。

車でのアプローチの場合は良いのですが、JRや阪急、阪神で来た場合、アプローチの仕方が解からないのではないかと心配になります。

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これがエントランスホールです。

写真が殺風景に見えますが、実際も殺風景です。

美術館としては、絵を見るために訪れた人に、わくわく感を与えるような造りになっていないのが残念です。

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ホールでチケットを購入すると、地上部分に見えるガラスの箱の部分と、その中にあるコンクリートの箱の間の空間に入ります。

中央の入り口から両脇に大きな階段があるので登ってみましたが、避難口でした。

写真はその階段を登ったところから撮ったもの、中央の巨大な白い壁をくぐって、展示ゾーンに入ります。

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常設展示を抜けるとホールに出ます。コンクリートの巨大な構築物、ガラスのようで透明でないエレベータの壁の空間です。

この建物、絵を見に来るというよりも、建物を見に来るために造られたような印象です。

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展示空間を抜け、再び外に出ました。

ガラスに向かって自分の写真を撮影。

なぎさ公園では、バスケットコートで遊んでいる人達を見かけましたが、周りに大規模マンションがあるにしては、静かな光景が広がっていました。(正月のせいでしょうか?)

また、なぎさ公園に面して建つ公共施設の建物は、どれも東京に建っていても違和感のないデザインの建物ばかりで、かつてこの近くに暮らした経験のあるわたしには、これらの建物から、どこにも神戸らしさを感じ取ることが出来ませんでした。

神戸復興のシンボルのイメージを持ってこの場所を訪ねたわたしには、美術館、なぎさ公園のどれもが、なんとも寂しい気分にさせる場所になってしまいました。

ちなみに、この公園と建物は、「わが国の良好な建築資産の創出を図り、文化の進展と地球環境保全に寄与する」ものとして、2005年BCS賞を受賞しているそうです。

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2008年1月11日 (金)

四国旅行-3:大山崎山荘美術館

四国旅行の最初の訪問地は京都でした。

今回の旅は、全工程車での移動でしたので、せっかく四国に行くならその途中で、と、なった訳です。

とはいっても、じっくり見て廻ることは不可能なため、ピンポイントの訪問としました。

大山崎山荘美術館です。

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この美術館は、昭和初期に建てられた洋館をアサヒビールが保存し、建築家安藤忠雄氏が改修、増築し、美術館となったものです。

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本館では住田啓子氏によるジュリアードレースが企画展示されており、新しく造られた新館には、モネの絵が展示されていました。

ここでは、展示もさることながら、建物もとても素晴らしいものでした。

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洋館である本館は、当時の優雅な生活空間が残されており、玄関を入ったところの暖炉や階段ホールなどに、当時の雰囲気を感じることが出来ます。

敷地の中には、三重の塔や洋風の鐘楼等もあり、天王山の高台の素晴らしいロケーションと相まって、心安らぐ場所になっています。

上の写真、洋館の右脇にコンクリートとガラスの廊下が見えますが、それが、安藤忠雄氏による増築新館です。

安藤忠雄氏は、世界的建築家で、表参道ヒルズの設計でも知られています。

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本館の2階テラスから、安藤氏による新館を眺めたところです。

廊下こそ地上に見えますが、モネの絵を展示する円形の展示室は地下に埋められ、その存在を主張するのではなく、もとの地形と木々に埋もれる形となっています。

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これが地上に見えた廊下の内部です。

地下に降りる階段があり、降りたところから展示室に入ることができます。

設計者である安藤氏は、この土地と本館の建物を活かし、新しい新館の廊下だけを本館と対比させ、全体の調和をはかったのだと思われます。

この美術館では、本館2階のテラスがカフェになっています。

そのテラスに腰掛け、山の中腹からの景色を楽しむことをお勧めします。

●アクセス

この美術館には車で行くことが出来ません。

阪急、JRの駅から送迎バスが出ています。

しかしバスでなくとも、歩いてもそれほど距離はありません。

その場合、JR山崎駅線路南側、京都よりの駐車場をお勧めします。

そこからは線路を渡り、案内に従って歩けば、10分もしないでゲートにたどり着くことが出来ます。

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2008年1月 9日 (水)

四国旅行-2:,讃岐うどん

年も明けて早々の1月3日早朝(ほとんど深夜)から6日まで、友人3人と四国に旅行してきました。

ワイフへのお土産は、讃岐うどんです。

4日は、香川県高松から丸亀に移動し、その途中で「讃岐うどん」を食べてきました。

当初の予定では、3軒廻ることにしていたのですが、坂出近郊の「日の出製麺所」は12時30分に少し遅れたため食べることが出来ず、次の「なかむらうどん」は、売り切れ閉店で食べることが出来ませんでした。

そして、次に向かったのが、釜あげうどん「香の香」でした。

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時間は1時過ぎだったのですが、駐車場は車でいっぱい、店の中は、行列になっていました。

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この店のメニューは1種類、釜あげうどんだけです。

選ぶのはその大きさ。

見ていると、夫婦でも平気で6玉のおけを食べています。

そこでわたし達もそれを選択。

だしの香りがはっきりわかるだしにあつあつの麺を浸けてたべる。

それはそれは美味しかったこと。

店の人気がうなづけます。

と、言う訳で、このだし(生)と半生うどんを購入、保冷バックの氷を欠かさぬよう管理しながら、6日、東京に持ち帰ったのが、お土産というわけです。

で、今日。

頂きました。

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さすがに麺の感じは、店と若干違っていましたが、だしは、数日前の記憶がはっきりよみがえる、香りと味でした。

あつあつのだしに、あつあつの麺。いや~美味しい!

誰へのお土産だったのか解からなくなってしまいましたが、讃岐の雰囲気を味わう一瞬になりました。

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2008年1月 1日 (火)

2008

謹賀新年

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年賀状用に作成したものです。

ねこは一二支にはいませんが、そこは特別。

今年もよろしく。

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