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2008年2月23日 (土)

四国旅行-16:坂の上の雲ミュージアム

萬翠荘、愚陀仏庵を見学したあと、坂の途中にある「坂の上の雲ミュージアム」を見学しました。

この施設を見学することは、今回の旅の目的である「松山に係わる歴史を感じること」と、「建物を見ること」の両方が含まれた場であることから、期待は大きく膨らみました。

敷地は決して広くなく、表通りからしっかり見える位置でもなく、建物としては決して目立ったものではありません。

入り口を示すゲートから、緩やかに上るスロープを歩いていくと、玄関があります。

Dsc_0357_2

建物は三角形の平面形をしています。

Photo_3

エントランスホールは丁度台形の形をしており、隣接する三角形のホールでは、松山市政の紹介ビデオが流されており、その希薄な空気が、小さな建物の割には広くとられたこのホールを間延びさせていました。

ホールからロビーに入り、壁に沿ってスロープを登って行きます。

Dsc_0367

スロープを上ると係員が展示室の順路を指示してくれます。

展示室を抜けると再びエントランスホールの上に出ます。そうしてぐるぐる廻りながら最上階まで上がって行きます。

そして、最後の展示を見ると、エントランスホールの吹き抜けの真ん中にある階段を下りて最初のホールに戻ります。

Dsc_0362_2

司馬遼太郎氏による「坂の上の雲」は、学校の歴史の授業ではほとんど習うことの無かった、近代日本の初期の時代を描いた歴史小説だと聞いています。

松山の若者達が、この激動の時代の中で、坂の上に太陽ではなく雲を見ていた歴史を描き、日本が国際社会の中で、どのような地位を築いていったかが描かれているはずです。

そうした歴史を正確に知ることで、国際社会の成立を知り、現在のグローバル社会の中で、日本とは何なのか、何を行なわなくてはならないかを考える、この施設でそうしたことに気づかされると思っていました。

しかし、残念ながら、この施設は、わたしに何も伝えてくれませんでした。

展示内容と、展示室の大きさや構成に何の関係性も見出すことも出来ませんでした。

これが、道路特定財源から資金が供出されていることとは関係無いと思いますが、本当に悲しくなりました。

「坂の上の雲」に込めた司馬遼太郎氏の思い。

それをどこにも見つけることが出来なかったのが、とても残念でした。

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コメント

安藤さんの評価を下げる建物でしたね。
特に動線の悪さ、展示のみ難さを感じました。

投稿: 凛太郎 | 2008年2月26日 (火) 12時14分

凛太郎さん

まったく同感です。
建物はやはり実際に体験しなくてはだめですね。

投稿: いさぶろう | 2008年2月26日 (火) 16時43分

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